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【寝具専門店が解説】ストレートネックにおすすめの枕とは?低い枕が正解とは限らない理由
「ストレートネックだから、低い枕を使った方がいいですよ。」
「ストレートネックの方用の低い枕です」
そんな話を聞いたことはありませんか?
実際に当店でも、
「整形外科でストレートネックと言われました。」
「ネットで調べたら低い枕がいいと書いてありました。」
「タオルを丸めて寝ています。」
というご相談をいただくことも多いです。
確かに、ストレートネックの方にとって枕選びはとても大切です。
しかし、「ストレートネックだから低い枕」という考え方だけで枕を選んでしまうと、かえって首や肩に負担をかけてしまうことがあります。
私たちはこれまで多くのオーダーメイド枕をお作りしてきましたが、ストレートネックだからといって「全員に同じ高さの枕が合う」ということはありません。
今回は、寝具専門店の視点から「ストレートネックと枕」の本当の関係について詳しくお話しします。
【目次】
ストレートネックとはどんな状態
本来、人の首の骨(頸椎)はゆるやかなカーブを描いています。
このカーブには、約5kgもある頭の重さを分散し、首や肩への負担を軽減する大切な役割があります。
しかし近年は、
・スマートフォンを見る時間が長い
・デスクワーク中心の生活
・猫背姿勢
・長時間のゲーム
などが原因となり、このカーブが少なくなってしまう方が増えています。
これが一般的に「ストレートネック」と呼ばれる状態です。

ストレートネックになると、
- 首や肩がこりやすい
- 朝起きると首が痛い
- 頭痛が起こりやすい
- 腕や手に違和感がある
などの症状につながることがあります。
この症状は首や肩周りの不調につながるので「枕を変えれば改善するかもしれない」と考える方が多いのです。
ストレートネックに「低い枕がおすすめ」は本当に正しいのか
結論から言うと、
半分正解で、半分間違いです。
確かに高すぎる枕は、首を前へ押し出してしまい、無理やりに首のカーブを作ろうと圧迫しすぎてしまいます。
これではストレートネックの方には負担が大きく、反対に痛みを起こしてしまうかもしれません。
だからといって「低ければ良い」というわけではありません。
実際には、枕を使う方の
- 肩幅
- 体格
- 体重
- 首の長さ
- 姿勢
- 合わせて使うマットレスの硬さ
これらすべてが、適切な枕の高さに関係しています。
つまり、ストレートネックという診断名だけで「この高さが正解」と決めることはできないのです。
「低すぎる枕」で悩んでいる方も多い
先日、枕の相談にみえたお客様がおっしゃっていたのは、
「ストレートネックだから低い枕にしたけど合わなくて…。」
ということでした。
お持ち込みいただいた枕で、寝姿勢を確認すると、首の部分がスカスカ。
首を支えきれておらず、首筋に力が入った状態でした。

すると首の筋肉は、一晩中頭を支え続けることになります。
寝ているはずなのに筋肉が休まらず、
- 朝起きると首が痛い
- 肩こりが改善しない
- 熟睡できた感じがしない
という状態になってしまうこともあります。
高すぎる枕だけでなく、低すぎる枕も身体には負担になるのです。
「首」だけで枕を選ばない方がいい
寝具専門店として、ぜひ知っていただきたいことがあります。
それは、
枕は首(ネック)だけを見て選ぶものではないということです。
例えば肩幅が広い方は、横向きになったときに肩部分に高さが必要になります。
低すぎる枕では頭が下に傾き、首が曲がってしまいます。
反対に、肩幅が狭い方には高すぎることもあります。
一晩の間に繰り返される寝返りは30回ほどと言われています。
ですから、仰向き寝と横向き寝の両方が快適にできる枕でないといけません。
そしてよく見落とされがちなのが、一緒に使うマットレスとの相性です。
柔らかいマットレスでは肩や肩甲骨が沈み込みます。
硬いマットレスでは肩はあまり沈みません。
マットレスが変われば、適切な枕の高さも変わるのです。
ネット通販で「ストレートネックに方におすすめ枕」を買っても合わない理由は、ここにあります。
ストレートネックは寝ている間に矯正しないほうがいい
「ストレートネックを治す枕はありますか?」
このご質問もよくいただきます。
しかし、枕は医療機器ではありません。
枕の役割は、首を無理に矯正することではなく、眠っている間の首や肩への負担をできるだけ少なくすることです。
大切なのは、
- 首の隙間を自然に支えること
- 頭だけでなく首も支えること
- スムーズに寝返りが打てること
この3つのバランスです。
寝ている間にストレートネックが治ればこんなにいいことはないですが、寝ている間は休息の時間。
日中の姿勢に気をつけたり、ストレッチをしてみたり、活動の中で治していくようにおすすめをしています。

わたひちでは「寝姿勢」まで確認しています
わたひちでは、お客様に枕をご提案するとき、首だけを見ることはありません。
体型や肩幅、寝姿勢、普段お使いのマットレスや睡眠の状況まで確認し、実際にベッドに横になっていただきながら高さを細かく調整します。
「仰向き寝」だけでなく「横向き寝」も確認し、「寝返りも自然にうてる」寝姿勢になるよう何度でも調整を重ねます。

そして、オーダーメイド枕は「作って終わり」ではありません。
お使いいただく中で身体の変化や寝心地に合わせて調整を続けられることも、大きな魅力です。
体重が2kg増えたり減ったりすれば、体に合う枕の高さも変わります。
マットレスを買い変えれば、沈み込みも変わるので、枕の高さが変わります。
その細かな変化にも対応していけるメリットがオーダーメイド枕にはあると考えています。
まとめ|「ストレートネックだから」ではなく、「あなたに合う枕」を選びましょう
ストレートネックと診断されると、その印象的な名前に気を取られ「低い枕を選ばなければ」と思ってしまうかもしれません。
しかし、本当に大切なのは診断名ではなく、ご自身の身体に合った寝姿勢をつくることです。
首のカーブだけではなく、肩幅や体格、寝姿勢、マットレスとの相性まで考えて選ぶことで、朝の首や肩の負担が軽減されることもあります。
もし、
- 朝起きると首が痛い
- 肩こりがなかなか改善しない
- ストレートネックと言われて枕選びに悩んでいる
そんなお悩みがありましたら、ぜひ一度わたひちへご相談ください。
愛知県碧南市の寝具専門店として、お一人おひとりの身体に合わせた枕選びをお手伝いいたします。
「ストレートネックだからこの枕」ではなく、「あなたに合う枕」を一緒に見つけましょう。

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