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マットレスの寿命は何年?買い替えのサインと長持ちさせるコツ
「マットレスは何年くらい使えるの?」
「まだ使える気がするけど、買い替えた方がいいのかな…?」
毎日使うマットレスですが、寿命や買い替えのタイミングがわからないという方は意外と多いものです。
マットレスには、素材や構造によっておおよその寿命の目安があります。
長く使い続けると、見た目はきれいでも内部のクッション性が低下し、寝姿勢が崩れてしまうことがあります。
寝姿勢が崩れると、
・腰や肩に負担がかかる
・寝返りがしにくくなる
・眠りが浅くなる
など、体に負担がかかるだけではなく、睡眠の質にも影響してしまいます。
この記事では寝具専門店の視点から
・マットレスの平均寿命
・素材ごとの寿命の違い
・買い替えのサイン
・マットレスを長持ちさせるコツ
をわかりやすく解説します。
【目次】
マットレスの寿命は何年?

マットレスの寿命は一般的に、約5〜10年といわれています。
ただしこれはあくまで目安であり、
⚫︎使われている素材
⚫︎密度や構造
⚫︎使う方の体重
⚫︎使用環境、湿度
などによって寿命は大きく変わります。
見た目では分かりにくいですが、マットレスの内部素材は毎日体重を支えているため、少しずつ弾力が弱くなっていきます。
「まだ使える」と思っていても、実際には体圧分散の性能が落ちていることもあります。
素材別|マットレスの寿命
マットレスは素材によって耐久性が変わります。
代表的なタイプごとの寿命の目安をご紹介します。
※寿命は一般的な目安です。
メーカーや素材の品質、使用環境によって異なる場合があります。
西川ウレタンマットレス(高密度ウレタン)

寝具メーカー、西川株式会社の[エアー]シリーズなどに使われている高密度ウレタンマットレス。
その全てが日本製のウレタンです。
例えば、大谷翔平選手が使用する「西川 エアーSXマットレス」などは、体圧分散や耐久性を考えた特殊構造が特徴です。
◼️寿命の目安 約7〜10年
高密度ウレタンを使用したマットレスは、耐久性が高く、長期間快適に使用できるモデルもあります。
その中でも三つ折り形状のマットレスは、パーツのローテーションができるため、腰部だけに負担をかけないため長持ちします。
一般的な高反発マットレス

高反発マットレスはウレタン素材で体をしっかり支えるタイプです。
反発が良いので寝返りがしやすく、比較的しっかりとした硬さのものが多いので、腰に不安がある方から人気があります。
◼️寿命の目安 約5年
ただし低価格な商品は、ウレタンの密度が低い場合もあり、へたりが早いケースもあります。
注:ウレタンの密度が高いほど硬く、へたりにくい。また密度の低いものは空気が多く入るため、柔らかく、へたりやすい傾向があります。
低反発マットレス

体の形に合わせて沈み込むタイプのマットレスです。
包み込まれるような寝心地が特徴です。
気温により硬さが変化するものも多く、暖かい環境では柔らかく、寒い環境では硬くなることがあります。
◼️寿命の目安 約3〜5年
柔らかい素材のため、長期間使用すると弾力が弱くなりやすい傾向があります。弾力が弱くなると沈み込みが大きくなり、寝返りの妨げになります。
スプリング(コイル)マットレス

内部に金属のスプリング(コイル)を使用したマットレスです。
一般的に
⚫︎鋼線が細いコイル → 弾力が弱く、へたりやすい傾向
⚫︎鋼線が太いコイル → 支える力が強く、耐久性が高い傾向
があります。
そのため、価格の安いマットレスではコイルが細く、耐久性が低い場合もあります。
一方で、高品質なマットレスではコイルの鋼線が太く、しっかりした構造になっているため、長く使えるものが多いです。
マットレス自体が重くなる傾向があり、ローテーションや移動が少し大変な場合もあります。
◼️寿命の目安 8〜15年
コイルマットレスの耐久性は、鋼線の太さや材質、コイル構造によって変わります。
一般的には鋼線が太いコイルほど耐久性が高い傾向があります。
マットレスの買い替えサイン
マットレスは年数だけにとらわれず、状態をチェックすることも大切です。
次のような症状がある場合は、買い替えを検討するタイミングかもしれません。
寝ると腰が沈み込む
横になったときに腰やお尻の部分が沈み込み、体が「くの字」になるような状態(ハンモック状態)は注意が必要です。
マットレスの弾力が低下し、正しい寝姿勢が保てなくなっている可能性があります。

朝起きた時の体の痛み
朝起きたときに
・腰が痛い
・肩がこる
・背中が張る
このような症状が続く場合、マットレスのサポート力が低下して、筋肉に負担をかけている可能性があります。
寝ても疲れが取れない

十分な睡眠時間をとっているのに
・ぐっすり眠れない
・疲れが取れない
と感じる場合も、マットレスが影響していることがあります。
しっかりと脱力できていないため、体が休まらずに朝を迎えているのかもしれません。
マットレスが凹んでいる

マットレスを横から見たとき
・中央(腰部)がへこんでいる
・表面が波打っている
このような状態が見られる場合は、内部素材が劣化している可能性があります。
特に重たい腰が乗る部分は凹みやすいので、注意して確認しましょう。
マットレスを長持ちさせるコツ
マットレスは使い方によって寿命が変わります。
少しの工夫で、より長く快適に使うことができます。
定期的にローテーションする
マットレスは同じ位置に体重がかかり続けると、へたりやすくなります。
・上下を入れ替える
・頭と脚方向の向きを変える
などのローテーションをすると、負担を分散することができます。
※当店では特定のマットレスが対象ですが、三つ折りマットレスのローテーションを3年に1度無料で行っています。

湿気をためない
日本の寝室は湿気がたまりやすい環境です。
また、人は一晩でコップ1杯ほどの汗(約200ml)をかくといわれており、その水分の多くが敷き寝具に吸収されています。
湿気がマットレス内部にたまると
・カビの発生
・ダニが増えやすくなる
・素材の劣化
などの原因になります。
マットレスは湿気が多い状態が続くと、弾力が弱くなり、へたりやすくなることがあります。
これは水分によって素材の構造が崩れやすくなり、本来の体圧分散やサポート力が低下してしまうためです。
そのため
・マットレスを立てかけて風を通す
・除湿シートを使用する
・通気性の良いベッドフレームを使う
といった湿気対策が大切です。

シーツを使って汚れから守る
マットレスを長く使うためには、汚れを防ぐことも大切です。
汗や皮脂がマットレスに直接付着すると、汚れや臭いの原因になるだけでなく、素材の劣化にもつながります。
そのため
・必ずシーツを使用する
・シーツをこまめに洗濯する
ことがおすすめです。
清潔な状態を保つことで、マットレスをより快適に使うことができます。
マットレス選びに迷ったら新具専門店へ
マットレスは毎日の睡眠を支える重要な寝具です。
しかし、
・種類が多くて違いがわからない
・自分に合う硬さがわからない
・今のマットレスが寿命なのか知りたい
という方も多いと思います。
当店では、実際に横になって寝心地を体験しながらマットレスを選んでいただけます。
「今使っているマットレスはまだ使える?」
「買い替えた方がいい?」
といったご相談もお気軽にどうぞ。
快適な睡眠のために、マットレスの状態を一度見直してみてはいかがでしょうか。

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