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わたひち通信
よく眠れるお部屋の作り方[基礎編]
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睡眠の質は寝室の環境で変わります!
お家の中でインテリアや過ごしやすさのこだわっている部屋を「寝室」と答える方は少ないかもしれません。寝室というと「ただ、寝るだけの部屋だし…」とか「誰にも見られないし…」など特に後回しに考える声もよく聞きます。でも、よく考えると寝室は寝ているあいだの長い時間を過ごす場所です。1日の中で考えると1番長い時間を過ごす部屋が寝室という方も多いはずです。
今回は侮ってはいけない、良い睡眠のための寝室作りについてご紹介します。
「暗い・静か・朝まで適温」がポイント
睡眠の質に影響を与える主な要素は、光、音、温度の3つです。これらの項目を意識しながら快適な寝室を作っていきましょう。
光について
睡眠を考えるなら、夜になるにつれて薄暗い環境を作っておきます。夜間に強い光があると体内時計が遅れやすくなります。明るい光には覚醒作用があり、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌を抑制してしまうため寝つきにくくなるのです。寝室に関しては寝る前は間接照明などを利用して、できるだけ薄暗くしておきます。また、眠る時には完全に真っ暗にするのがおすすめです。
夜間にトイレなどで移動をする時にもできるだけ薄暗い中で過ごすと睡眠を妨げません。危険を感じる方は足元を照らすだけの暗めのライトを使用するなどの対策をしましょう。
夏の早朝には朝日が眩しく当たり、早めに目覚めてしまうこともあります。遮光カーテンを使って朝日もコントロールしましょう。
音について
人間の聴覚は眠っている間も働き続けています。特に人の話し声には覚醒の作用があるとも言われています。基本的に静かな環境の方が深く眠ることができるのですが、人によってはあまりに静かすぎると緊張してしまうこともあります。眠っている間は無音がいいのですが、眠る前にはさざなみや雨音などの自然音やヒーリング音楽を使ってリラックスして過ごすこともおすすめです。タイマーにして一定時間流れたら自動で消えるようにすると効果的です。
温度について
快適な温度と湿度を朝まで維持することが大切です。エアコンを使わずに、寒い・暑い部屋で眠ると睡眠の質が悪くなってしまいます。冬に寒くて目が覚めたり、夏に暑さで寝苦しく目が覚めた経験のある方も多いと思います。快適な寝室の室温は、冬は19〜22度、夏は23〜26度くらいです。この快適な室温を朝まで保つことがポイントです。朝晩の室温の変動の大きな季節には、エアコンは朝まで消さずに一定の温度と湿度を保ちましょう。
よく眠れるお部屋の作り方[基礎編]まとめ
光、音、温度は睡眠の質低下につながる大きな要素です。それぞれを見直し、改善することで、より良い睡眠環境を整えることができます。できることから改善していきましょう。